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ホワイトラべリング(White Labelling Support)とは

Created on 2012/4/23 by tomoac

(意訳して解説を加えています。理解できたところは画像を追加してさらにわかりやすく。理解できないところは直訳のままです。)

Concrete5は、MITライセンスです。強力な機能を付加して、リラベル(自分の商品ブランド商品)として配布することができます。

Concrete5のバージョン5.5の新しい多くの方法を紹介します。それは、マーケットプレースの取り扱い、カスタムサンプルを作る方法、グローバルレイアウトとデザインオプション、ダッシュボードの背景画像です。

設定方法

以下のアイテムは、"/config/site.php" に追記することで、Concrete5の挙動を変更できます。それらは以下のフォーマットで追記します。

define('OPTION_NAME', false);

または

define('OPTION_NAME', true);

ENABLE_MARKETPLACE_SUPPORT

デフォルトでは、'true' に設定されています。以下のように'false' に設定すると、Concrete5のマーケットとの統合(接続)ができないようになります。

define('ENABLE_MARKETPLACE_SUPPORT', false);

管理ウインドウの「Concrete5拡張」で開く「機能追加」のウインドウに、以下のメニューが出なくなり、また、「ページ&テーマ」の「テーマ」のウインドウからテーマのダウンロードがメニューが出なくなるなど、マーケットプレースへの接続ができないように設定できます。

comm.png

ENABLE_INTELLIGENT_SEARCH_HELP と、ENABLE_INTELLIGENT_SEARCH_MARKETPLACE

ENABLE_INTELLIGENT_SEARCH_HELPと、ENABLE_INTELLIGENT_SEARCH_MARKETPLACE は、デフォルトでは、'true' に設定されていますので、管理画面の横の検索(インテリジェント検索)を行うと以下のように候補が表示されます。表示されている「ヘルプ」や「アドオン」は、実は、Concrete5の本家サイトから検索されています。

search3.jpg

ENABLE_INTELLIGENT_SEARCH_HELP を以下のように、'false' に設定すると、以下のように、「ヘルプ」の検索結果がなくなり、「アドオン」がConcrete5の本家サイトから検索されるようになります。

define('ENABLE_INTELLIGENT_SEARCH_HELP', false);

search2.jpg

ENABLE_INTELLIGENT_SEARCH_MARKETPLACE を以下のように、'false' に設定すると、以下のように、「アドオン」の検索結果がなくなり、「ヘルプ」がConcrete5の本家サイトから検索されるようになります。

define('ENABLE_INTELLIGENT_SEARCH_MARKETPLACE', false);

search1.jpg

以下のように、両方とも'false' にすると、両方とも候補に表示されなくなります。

define('ENABLE_INTELLIGENT_SEARCH_HELP', false);
define('ENABLE_INTELLIGENT_SEARCH_MARKETPLACE', false);

全出の、ENABLE_MARKETPLACE_SUPPORT を以下のように、'false' にすると、このオプションも'false' と設定すべきでしょう。

ENABLE_NEWSFLOW_OVERLAY

デフォルトでは、'true' になっていますので、管理者権限でログインすると、ニュースフローと呼ばれるニュースのウインドウが開きます。
'false' にすると、表示されなくなります。

define('ENABLE_NEWSFLOW_OVERLAY', false);

WHITE_LABEL_LOGO_SRC と、WHITE_LABEL_APP_NAME

WHITE_LABEL_LOGO_SRCは、ロゴ画像を定義です。デフォルトでは、concrete5 のロゴになっています。
49x49ピクセルの画像を指定すれば入れ替えることができます。
WHITE_LABEL_APP_NAMEは、ロゴ画像のALTテキストの定義です。デフォルトでは、"concrete5" となっています。

以下の画像は、新しいロゴのアイコンを、49x49で作成し、ルートディレクトリに、"logo.png" のファイル名で置き、ALTテキストとして、"tomoac" とする場合、以下のように記入します。

define('WHITE_LABEL_LOGO_SRC', '/logo.png');
define('WHITE_LABEL_APP_NAME', 'tomoac');

結果は以下の通りです。

logo.jpg

ENABLE_AREA_LAYOUTS

デフォルトでは、'true' に設定されおり、ブロックの追加を行うとき、左のメニューが出てきます。
'false' に設定すると、右のように、「レイアウトを追加」メニューが出なくなります。

main1.jpg main2.jpg

ENABLE_CUSTOM_DESIGN

デフォルトでは、'true' に設定されおり、ブロックの追加を行うとき、左のようなメニューが出てきます。
'false' に設定すると、右のように、「デザイン」メニューが出なくなります。

main1.jpg main3.jpg

ENABLE_APP_NEWS

デフォルトは、'true' で、ニュースフォローは、concrete5.org に最新の更新プログラムを取得するために接続を試みますが、'false' の場合はその動作をしません。

(注) この場合、どこかのブロックに入れて取得する必要があります。

WHITE_LABEL_DASHBOARD_BACKGROUND_SRC

デフォルトでは 'false' になっていますので、24時間ごとに異なった画像が表示されます。
URLを指定すると、自分が用意した画像を表示させることができます。

ローカル(画像が自身のサーバーにある)の場合

define('WHITE_LABEL_DASHBOARD_BACKGROUND_SRC', "/DSCF1273.JPG");

または、画像が外部のサイトにある場合

define('WHITE_LABEL_DASHBOARD_BACKGROUND_SRC', "http://concrete5.tomo.ac/DSCF1273.JPG");

または、画像を置かない場合、つまり単色の背景色にする場合

define('WHITE_LABEL_DASHBOARD_BACKGROUND_SRC', "none");

または、デフォルト通り画像を表示する場合

define('WHITE_LABEL_DASHBOARD_BACKGROUND_SRC', false);

WHITE_LABEL_DASHBOARD_BACKGROUND_FEED

デフォルトでは、'false' になっているので、内蔵されているURLから24時間ごとに異なる画像が表示されます。
24時間毎に表示させる画像を、自分で用意して表示させる場合、以下のように、このオプションで画像の入ったディレクトリを指定します。

define('WHITE_LABEL_DASHBOARD_BACKGROUND_FEED', 'http://www.yourapp.com/backgrounds/');

2012年1月18日には、指定したディレクトリ内の以下の画像が要求され表示されます。

http://www.yourapp.com/backgrounds/20120118.jpg

DASHBOARD_BACKGROUND_INFO

This URL requests credits for the image of the day. If you're including your own image, you should set this to false (instead of an offsite URL.)

ダッシュボードのカスタマイズ

ダッシュボードの背景やいくつかの挙動をカスタマイズできます。さらに、ニュースフローが表示されるダッシュボードのホーム画面も容易にカスタマイズすることができます。

管理画面の右上の検索窓に、「Customize」と入力すると、以下のように、自動的に表示されますので、「管理画面」の「カスタマイズ」をクリックします。

cust1.jpg

すると、以下のようにニュースフローのウインドウに、「編集モード」のボタンが現れます。
それをクリックします。

cust2.jpg

すると、このニュースフローの画面が編集モードになり、編集することができます。

cust3.jpg

ブロックを追加しようとすると、一般のページでは追加できない5つの特別なブロックが追加できます。
逆にいえば、この画面は、その5つのブロックの組み合わせで構成されています。

cust4.jpg

右の3つのエリアは、編集モードにして削除できます。削除して、自由に追加もできます。

(注) ニュースフローのブロックを削除すると、 Concrete5の有益な最新情報が得られなくなります。

サンプルコンテンツとスタートポイント(Starting Point)

Concrete5のバージョン5.5は、サンプルコンテンツのハンドリングについて新しい方法が提供されています。サンプルコンテンツパッケージの作成、つまり、スタートポイント(Starting Point)と、Concrete5のさまざまなカスタマイズができること。それは何をインストールするか、どんなオプションを設定するか、サイトを作成する際にどのサンプルをつけるかという点です。それらはConcrete5のコンテント交換フォーマット使うことによってできます。これはConcrete5サイトを基本的なXML宣言を手作業で編集し、取り込むことによって実現します。こすべてのコンテンツとそれらのスタートポイントの生成方法、「Sample Content Generator package」をダウンロードして、あなたのWEBサイトのサンプルコンテンツを生成することを試してみることができます。空白のコンテンツと標準のサンプルコンテンツは両方ともこの方法で作られています。

新しい5.5のインストールルーチンは、基本的なPHPファイルから実行できます。そして、それらはPOSTを通じて行う必要はありません。ホワイトラベルは優位性を持てます。そして、バックグランドでPHPの快適さを失うことなく自動的にスクリプトがインストールされます。

Concrete5.5からは、Concrete5をリブランド(自分のブランド商品として)して、他のユーザに提供することができます。

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